お義父さんがICUに入院した話。嫁の私にできることって・・?

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「お父さんがICUに入院した。この1週間が山らしい。」

突然のお義母さんからの電話。どきっとしました。4月1日のことです。
慌てて荷物をまとめて夫の実家のある宮城県仙台市へ。
そこから2週間ほど、お義父さんのお見舞いとお義母さんのお手伝いを兼ねて、夫の実家に泊まっていました。

この2週間、お義父さんの看病に憔悴する夫の家族の側で、嫁の私になにができるのか色々と考え、悩みました。
今回はこの一連の体験から自分なりに考えたことのまとめを記事にしてみようと思います。
同じような境遇で悩んでいる方の参考になれば嬉しいです。

夫の家族と私の関係

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夫の家族は仙台市に住んでおり、私たち夫婦は東京に住処があるので、
あまり頻繁には会えず、年に1回か2回、長期休みの時に会いに行くような感じでした。
帰省すると毎回旅行や観光など色んなところに連れて行ってもらうのですが、
なにせ私が人見知りなので、なんとなく距離をとってしまい、いつも申し訳ない気持ちでいました。

お義父さんはとても真面目。職人気質の方であまり喋らず、仕事が趣味といった感じの方で、
それに対しお義母さんはとにかく明るく気さくな感じ、びっくりするくらい大らかな女性です。
お義母さんとはそれなりに楽しくお喋りできたのですが、お義父さんとの接し方が分からず、いつもあまりうまく喋れませんでした。
正直お義父さんに対しては、気難しい人なのかな?というイメージがあり、少し苦手意識があったかもしれません。
ちなみに夫は末っ子の次男で、上に兄と姉がいます。お義姉さんは結婚しており、お義兄さんは独身です。

お見舞いに行き思ったこと

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お義父さんがICU(集中治療室)に入院した時、お義母さんは主治医の先生に「生存率は五分五分です」と言われたそうです。
実際、お見舞いに行った時のお義父さんは意識が朦朧としていて会話もできず、見るからに危険な状態なのだろうと分かりました。
身体中に点滴やら酸素を送るチューブが付いており、これはもしかしたら覚悟しないといけないのかもしれない・・そんな考えが頭をよぎりました。夫も同じように思ったのでしょう、隣で静かに泣いていました。
こんなに酷い状態だとは思わず、仙台に来る新幹線の中では、3日か4日くらい泊まったら帰ろうか、という話をしていました。
しかしお見舞いに来て、実際にお義父さんの様子を見たことで、なるべく長く一緒にいよう、と思わされました。

結局最悪の事態は免れることができましたが、ここから絶飲絶食の治療が続き、お義父さんも家族もとても辛い日々が続きました。

2週間の間、私がお手伝いしたこと

夫の実家に2週間いて私がやったことは

  • 毎日のお見舞い(夫と一緒)
  • お義母さんが不在の時の食器洗いや洗濯
  • お義母さんのお買い物の付き添い(お義父さんの入院に必要なもの等)


このくらいです。
今思えばお見舞いの品やお見舞金を用意するなど何もしてませんでした・・。
正直、お見舞いにいってもお義父さんになんて声をかけていいかも分からず、夫とお義父さんの会話をただ聞くだけしかしていませんでした。本当に付き添っているだけという感じです。
家に帰ってもお義母さんが大抵の家事はしてくれており「何かお手伝いありますか?」と聞いても「休んでて大丈夫よ〜」と逆に気遣われてしまう始末。
私がここにいる意味はあるのだろうか・・?とずっと悩んでいました。

「何かあれば言ってくださいね」の姿勢が大切

何かできないか悩むくらいなら、聞いちゃった方が早いなと思い、積極的に聞くようにしていました。
家事のやり方など、お義母さんのやり方があるかもしれません。勝手に色々やってしまうのではなく「何かお手伝いできますか〜?」など声をかけて、頼まれればやる、くらいの方がいいのかと思います。
とにかく「なんでも言ってくださいね!」という思いやりの姿勢を見せることが大事かなと思いました。
実際私がそう声を掛けると、お義母さんはとても嬉しそうでした。

お見舞いは交代で

お義父さんの入院していたICUは昼と夜で面会可能な時間帯が分かれていました。
昼はお義母さんが行き、夜は夫と私が面会に行くなど、面会可能な時間には必ず誰かがお見舞いに行くようにしていました。
昼も夜も毎日お義母さんが行くようでは大変です。
時間の許す限り、交代でお見舞いに行ってあげましょう。

夫の意見を尊重しましょう(なるべく)

お義父さんは私とは血の繋がりはありませんが、夫にとっては昔から大切に育ててくれたかけがえのない肉親です。
こういう時はできるだけ一緒に居たいと思うのが当然だと思います。
何度か「帰りたいな・・!」と思うこともありましたが、なるべく夫の意見に寄り添うようにしました。
どうしても嫌な場合はとことん話し合ったらいいと思います。
両親も大事な家族ですが、お嫁さんも大事な家族です。

居るだけでも家族の役に立てるということ


ある時「こういう時親しい家族だけだと、看病の疲れが出て余裕がなくなり、言い合いや喧嘩になったりするけれど、お嫁さんが居てくれるとなんとなく雰囲気が良くなるのよ」とお義母さんが言ってくれました。
私が悩んでいたのを察してくれたのかもしれませんが、多分お義母さんの発言に嘘はないと思います。
実際、お義母さんとお義兄さんや夫の間で何度か言い合いになりそうな場面がありました。そういう時はなるべく顔を出し、仲裁まではしなくても、雰囲気が悪くならないように話題を変えるなどすることで、空気を柔らげる役になっていたように思います。

その後のお義父さんの様子

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現在、お義父さんは大分回復し、普通に会話もできるようになりました。
ICUから一般病棟に移り、ご飯も少しづつ食べれるようになっているようです。
退院まではまだ何ヶ月かかかるようですが、経過は順調とのことです。
何度もお見舞いに言っている間に、お義父さんもだんだんと冗談を言ってくれるようになり、私のお義父さんに対する苦手意識も薄れていきました。
「元気になったらみんなで旅行に行こう」東京に帰る日、お義父さんがそう言ってくれました。
気難しいと思っていたお義父さん。病気になったことは悲しいことだけれど、このことをきっかけに仲良くなれたように感じます。

最後に・・・

私は現在仕事をしておらず、夫は出社しなくても仕事ができる環境にあったので実家に泊まることができましたが、仕事をしていて遠方に住んでいるご夫婦は、日帰りで帰らなければならないこともあるかと思います。
ただ顔を出してあげること、看病してる家族に「何かあれば言ってください」などと思いやりの言葉をかけてあげることで、随分元気づけられると思います。
お見舞いの品なども、悩むよりは「何か持って行きたいけれど、何がいいでしょうか?」と家族に聞いてしまうのがいいかもしれません。思いやりの気持ちはきっと伝わります。

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