【体験談】「食べてないのに痩せない・・」私が摂食障害を乗り越えた3つの考え方。支えになった本の紹介など。

スポンサーリンク

こんにちは、小日向もけです。

先日部屋の掃除をしていて、こんな本を見つけました。

ダイエット

ステップあやさんの『食べて痩せた!最後のダイエット』です。

本棚からこの本を見つけた瞬間、ああ懐かしい!という感情とともに、苦しかった過去の記憶がよみがえりました。

今からおよそ5年前、社会人1年生だった私はいわゆる摂食障害を患っていました。

拒食と過食を繰り返す無茶なダイエットで生理も止まり、心も体もぼろぼろになっていました。

そんな時に出会ったのがこの本です。著者自身が摂食障害を患い克服してきた経験が分かりやすく書かれています。

当時どうしようもなく悩んでいた私の助けになるような考え方がたくさん載っていました。

今回は摂食障害だった私の体験談と、この本から教わった考え方を3つ紹介します。今現在病気に苦しまされている方、周りのご家族の方、少しでも参考にしていただけたら幸いです。

「あなた太ったんじゃない?」きっかけは些細な一言でした。

大学を卒業し、夢に向かって一生懸命頑張っていた社会人1年目の夏、職場の上司に言われました。当時病院の医療事務として働いていたのですが、周りには痩せてて綺麗な子が多く、確かにみんなと比べれば私は太っていました。多少劣等感は感じていましたが、あまり気にしないようにしてきました。

そんな時に言われたこの言葉。聞き流せばよかったのですが、当時の私にはそれができなかった。見た目に厳しい上司だったので、痩せなければ辞めさせられるんじゃないか・・?とまで考え込んでしまいました。

ここから私の拒食の日々が始まりました。

生野菜とフルーツばかり食べ、空いた時間はなわとびをする。

食事をとらないことで、体重はどんどん減っていきました。すると周りから「綺麗になった」と褒められるようになりました。これが嬉しかった。自信のなかった心が満たされていくような気持ちになりました。

お腹が空いてどうしようもない時は生野菜やフルーツを食べ、空いた時間はなわとびばかりしていました。少しでも運動をしないとまた太ってしまうんじゃないか、という強迫観念から、仕事でどんなに疲れて帰ってきても必ず運動をするようにしていました。

次第に痩せなくなり、ストレスが溜まり過食に走る。

そんな生活を続けていると、最初はスルスルと落ちていた体重が、次第に全く減らなくなりました。減るどころか増えていることも。

「食べていないし運動もしてるのに、なんで痩せないの・・?」心の中は不安でたまらなくなり、涙を流すこともありました。

やがてダイエットのストレスから解放されようと過食に走るようになりました。無理なダイエットしてると満腹中枢がおかしくなるんですよね。パン一斤とか、チョコもバケツ一杯くらい平気で食べれるようになってしまうんです。まさに食欲の暴走。

食べてしまった後は自己嫌悪に陥り、わんわん泣いていました。次の日からはまた拒食生活を始め、しばらくするとまた過食に走る。そんな生活が続き、心も体もぼろぼろでした。

私がそんな症状から回復しだしたのは、それから半年後のことです。

摂食障害を乗り越えた3つの考え方

冒頭で取り上げたステップあやさんの『食べて痩せた!最後のダイエット』に書かれている考え方で、私が参考にしたもの3つです。

まずは三食食べる自分を許す。

朝・昼・晩と三食ご飯を食べるのが普通のことなのに、それをしている自分が許せなくなっていました。三食バランスよく食べれば太ることはないのに、「食べる」か「食べない」かどちらかの行動しかしていませんでした。

考え方が極端になっていたんです。0か100かで、中間がなかった。自分がどんな時にお腹が空いて、どうすれば満腹になるのか、その頃は分からなくなっていました。

いつも食べずに困らせていたお母さんのご飯も三食きちんと食べるようにしていきました。デザートもおいしくいただき、身体が栄養で満たされると、次第に満腹感を感じるようになりました。

「もうこれ以上は食べなくても平気」という心地よい感覚で食事を終わらせることができ、だんだんと拒食や過食をしなくなっていきました。

ダイエット情報にとらわれ、ルールを作らない。

巷にはたくさんのダイエット情報があふれています。私がやっていた「生野菜とフルーツを食べて痩せる」「なわとびで痩せる」などの方法もそう。確かに痩せるけど、「絶対毎日続ける!」なんてルールを作るとだんだん苦しくなってきます。

一回ルールを作ると「やらなきゃ太る」って強迫観念に襲われて、なかなか止められなくなってきます。これが怖かった。生活を犠牲にしてまでのダイエットは、ストレスで逆効果になってしまいます。

最初は難しかったけど、自分が心地よいと感じるか感じないかで行動し、無理をするのは止めるようにしていきました。そういう考え方のクセをつけるようにした、という言い方がいいですね。

どうでもいい人からの評価は気にしない。

私が本の中で一番共感した部分です。誰かの評価ばかり気にして、自分を苦しめる生活をするのはもったいないことでした。

私は外見ばかり気にする上司の「太ったんじゃない?」という発言をきっかけに、摂食障害が始まりました。身近な人のそういう発言がきっかけで、同じような症状が出てしまった方って多いんじゃないかなと思います。

世の中には、相手の気持ちを想像し、慎重に言葉を選んで話す人もいれば、相手が傷つく言葉をそのまま口に出してしまう人もいます。(悪気はないのかもしれないけど)

自分に自信を持って、重要じゃない人(私の場合は上司ですね、だいぶ失礼だけど)からの評価は気にしないように考え方を変えていきました。私にはこれが一番効果的でした。

最初からこれができればよかったんですけどね〜。なかなか難しかったです。

最後に・・

体重は最低で42kgくらい、最高で52kgほどだったので、約10㎏ぐらいいったりきたりしてましたね。今は47㎏に落ち着いています。多分これが標準なんだろうな。ちなみに身長は156㎝ほどです。

あの頃はもう一生もとの健康な体には戻らないんじゃないかと思っていました。私は普通にご飯を食べることができるのか不安で仕方がなかったのを覚えています。不安で眠れない夜はあやさんの本を手に取り、読んで安心していました。

あれから5年。今では甘いものも油っこいものもモリモリ食べています。でもまったく不安になったりしていません。

もし今あの頃の私と同じような症状で悩んでいる方がいたら、今回紹介した本の著者であるステップあやさんのブログを読んでみてください。きっと心が楽になると思いますよ。