【書評】『資産価値の高い家づくり22の知識』が教えてくれたこと。本当に価値のある家を手にいれるには?【モニター】

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結婚2年目。「家が欲しい」と思ったことは、まだありません。

ただ漠然としたモヤモヤは頭のなかにずっとあって、いつまで賃貸に住むのかなーとか、今のマンションにはあと何年住むのかなーとか、そんなことはたまに考えたりします。

「家」が大事なことは分かっているけど、先のことを考えるのって面倒くさいし、何から調べていいか分からないしで、後回しにしてしまうことが多いという。本当はそろそろ考えないといけない時期なんだろうけどね。

そんな状況の私が今回モニターさせていただいたのがこちら、『資産価値の高い家づくり22の知識』です。

資産価値の高い家づくり

住宅を「暮らし」という面からだけでなく、「財産」としてとらえ、価値のあるものにするためにはどうしていったらいいのか。そんな知識が詰まっている本です。

大体170ページくらいの本ですが、2時間とか3時間くらいで読めてしまいます。さら〜っとした文章で読みやすいです。

今は賃貸に住んでるけど、いつかは持ち家が欲しい新婚さんにはもちろんのこと、私のように今すぐ家が欲しいわけじゃないけど漠然とモヤモヤしている方が、頭を整理するために読む本としては、読みやすいし、最適だと思います。

以下、本の紹介と感想をまとめていきます。よかったら参考にしてみてください。

『資産価値の高い家づくり22の知識』の内容をさらっと紹介

日本の住宅のほとんどは、わずか30年で資産価値を失ってしまう

資産価値の高い家づくり2

何千万円という大金で家を買っても、ローンを払い終わるころには、もう家はボロボロ。取り壊して、立て替えて、次の世代がまたローンを払っていく・・。日本の住宅は、今こんな状況におかれているそう。

戦前の日本の家は、太い柱と梁に支えられ、親子何世代にわたって長い間住み続けられるようなつくりになっているのが一般的でした。家族構成が変わったり、人が集まるようなことがあれば、襖を使って間取りを変え、長年同じ家に住み続けられてきました。

そんな日本の家の光景が大きく変化したのは、高度成長期以降のことです。地方から都市部に移住する人々の家が必要になり、質よりも量を重視した住宅がたくさんつくられるようになりました。消費すれば経済がまわることから、「家も家電のように古くなったら建て替えればいい」という常識も生まれ、今日まで受け入れられてきました。

本の中では、これが日本の住宅がわずか30年で資産価値を失ってしまうようになった理由だとされています。

では、親子が何世代にもわたって長く住み続けられ、資産としても価値を維持できる住宅をつくるためにはどうしたらいいのか。私たちが家づくりに失敗しないためには、何に気を付けたらいいのでしょうか。

この本では、これから家を買う私たちが30年後に後悔しないため22個の知識を、より具体的に、住宅業界の裏の顔などもちらほら見せつつ教えてくれます。

いざ家を買うことになったらもう一度本棚から取り出して、熟読してからハウスメーカーに訪れたい。そんな一冊です。

生活導線の設計が、家の価値を決める 

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私が一番共感というか、「ほー!」と思ったのがこのタイトルの項目なんですけど、なんで感心したのかをちょっとだけ。

家の価値基準のひとつとして、「誰にでも使いやすい家であること」が大切なんだそう。

たとえば、将来その家を自分たちが住まなくなって誰かに売り渡すということになっても、使いやすい間取りなら買い手がつくけれど、それが二世帯住宅のような特殊な間取りになると、売るのも貸すのも難しくなる可能性があるんだとか。

で、そういう”価値基準の高い家”をつくる場合に活躍するのが家づくりのプロである、「建築家」なんだそう。

同じ予算の家でも、建築家が手がけただけでまったくクオリティの違った家になる。

一般の工務店では、「設計士」と呼ばれる人たちが設計を行なっているそうです。彼らは決められた予算と家に必要な機能との折り合いをつけた住宅を設計してくれますが、あくまで予算を優先しなければならないので、暮らしやすさなどは最低基準をクリアする程度のものになりがちだといいます。

その反面、建築家の手がける家は施主の家であるとともに、自分の作品にもなるので、思い入れが強くなるそう。彼らは私たちの要望を噛み砕いて解釈して、今までとはまったく異なる視点や考え方から、もっとも私たちが幸福になれる家をプランニングしてくれるんだとか。

その結果、同じ予算や材料でも、設計士がてがけた家と建築家がてがけた家とでは、まったく異なるクオリティの家になっていくそう。

建築家って独創的な家というか、奇抜な家をつくりそうなイメージがありましたが、必ずしもそんなことはないようです。むしろ家族が幸福に暮らし続けられるために家をいろいろな視点から考え、提案してくれるといいます。

その反面、建築家に設計を頼ると予算が高くなりがちですが、そこを予算内に収めるためのポイントなども本の中で紹介されています。一生に一度の家づくりですから、建築家に依頼して、暮らしやすい家にしていきたいものです。

資産価値の高い家づくり22の知識
川瀬太志 柿内和徳
幻冬舎
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最後に・・・

今まで家づくりについてそこまで関心はありませんでしたが、いつかは考えなければならないもの。そんな私が「家」について考え始める最初の一歩として、この本は内容的にもボリューム的にもちょうどよかったかなと思います。

 これから家をつくろうとしている方は、読んでおいて損はないです。ここまで読んでいただきありがとうございました。

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