調剤薬局事務の仕事って大変?実際に働いた経験から感じたメリット・デメリットなど

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「調剤薬局事務って何するんだろう?」「仕事は大変なのかな?」

調剤薬局事務の仕事に興味がある方の中には、こんな風に疑問に思っている方も多いんじゃないかと思います。

この記事ではそんな方に向けて、私が薬局で働いていた時にやっていた仕事内容や、もらっていた給料のこと、資格のこと、実際に働いてみて感じた調剤薬局事務のメリット・デメリットなどについてまとめてみました。

調剤薬局事務の仕事が気になっている方はもちろん、これから働くよ!って方にも参考にしていただければ幸いです。


小日向もけ

小日向もけ
ではでは、さっそく説明していきますね。

調剤薬局事務って何するの?

そもそも調剤薬局事務とは何をするのでしょうか?よく病院の医療事務と混同されやすいですが、実際やっている仕事は結構違ったりします。

以下に私が薬局で働いていたころどんな仕事をしていたのか、簡単に紹介していきます。それぞれの薬局によって仕事内容は様々ですが、基本の仕事はそこまで変わらないんじゃないかなと思います。

患者さんの受付

薬局に行くと初めに処方せんと保険証を提出しますよね。その時に受け取ってくれるのが調剤事務員の方です。

「こんにちは!」と明るい笑顔で患者さんをお迎えし、受け取った保険証の情報や処方せんの期限などを確認していきます。事務職といえども患者さんと接する機会が多いので、接客業の面が強いですね。

処方せんの情報を入力する

薬剤師さんが調剤を終えたあと、渡された処方せんの内容をレセコンと呼ばれる専用のパソコンに入力していきます。同じ種類の薬でも規格(○mgなど)が違う場合があるので、注意深く確認しながら作業をする必要があります。

ただ、今は処方せんにバーコードが付いている場合もあるので、バーコードリーダーでピピッと読み込むだけで完了してしまうところもあるかと思います。(私の働いていた薬局はそうでした)

もちろん間違っていないか、入力後の確認は必須です。

レセプト(調剤報酬明細書)作成業務 

私たちが薬局に行くと、まず保険証の提出を求められます。そうすることで、1割〜3割の負担で薬をもらうことができます。残りの7割〜9割は加入している健康保険組合や市区町村が負担することになります。

調剤事務員は、その残りの負担額を健康保険組合等に請求するために、月に1回レセプト(調剤報酬明細書)と呼ばれる書類を作成していきます。これが薬局全体の収入になるので、とても重要な業務です。一般企業で言う経理と同じようなものですね。

私が働いていた薬局では、ある程度仕事に慣れてベテランにならないとこの業務をやることは許されませんでした。薬局によってはこの業務は薬剤師さんがやることもあるそうです。そのくらい大事な仕事ということでしょう。。

医薬品の検品、入庫

薬局には毎日たくさんの医薬品が問屋から届けられます。その薬がちゃんと注文通り届いているかなど検品し、棚や倉庫に入庫するのも調剤事務員の仕事でした。

実のところ私はこの仕事が一番苦手でした・・。たくさんの医薬品が日に2回〜3回に渡って届くので、素早く検品し倉庫に移動させなければなりません。表と照らし合わせてチェックしていくのですが、とにかく細かい薬が多く名前も長いカタカナのものばかりで、慣れるまで軽くパニックになりながらやっていたのを覚えています・・( ;∀;)

もちろんその作業の合間にも患者さんは来るので、手が空いた時に集中してやるようにしていました。


小日向もけ

小日向もけ
慣れるまで時間はかかりますが、慣れたらスムーズにできるようになるので、心配しないでくださいね。

医薬品の発注

その日に消費した医薬品を発注するのも調剤事務員の仕事です。薬剤師さんがくれるメモをもとに、パソコンを使って発注処理をしていきます。

私の働いていた薬局では、この仕事もある程度仕事に慣れたベテランの調剤事務員が行うことになっていました。

薬剤師さんの補助・雑務等

その他薬剤師さんからの緊急に頼まれた仕事もその都度やっていました。例えば、特定の患者さんへの薬の宅配や、備品の補充、電話応対やFAX送信などですね。また、薬局内の清掃等の雑務も調剤事務員の仕事でした。

倉庫から重い荷物を運んだり、急なおつかいを頼まれたりと、事務員といえども結構体力を使います。薬局により様々だとは思いますが、色んな業務にその都度対応できる臨機応変さも必要になるかなと思います。

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給料はどのくらい?

それぞれの薬局の規模によっても変わってきますが、求人を見ているとだいたい正社員で月14〜18万円パートだと時給1,000円前後のところが多いですね。

ちなみに、私がフルタイムの正社員として働いていた時の給料は、だいたい手取り14万に届かない程度でした。ボーナスは年に2回支給されましたが、以前一般企業の事務職で働いていた時の給料がだいたい18万円くらいだったので、それに比べると若干少ないかなぁという印象です。

ただ、求人によっては経験不問で「月給20万〜」「賞与年に2回支給」なんていうところもありました。駅前など利便性の良い場所にある薬局や、大きな病院の近くにある薬局は患者さんが多いので給料も高いんじゃないかなと思います。

資格は必要?

調剤薬局事務として働くときに、特別な資格は必要ありません。実際、私もクリニックでの医療事務の経験と資格はありますが、調剤薬局事務の資格は持っていませんでした。

ただ、実際働き始めたときに、何も知らないよりは少しでも知識があった方が断然心に余裕を持つことができると思います。

特に実感したのは、電話対応の時

実務の中で私が特に知識の大切さを実感したのは電話対応の時です。私の働いていた薬局はとても忙しいところだったので、勤務し始めて間もない頃から電話対応を任されることがあったのですが、電話口で「レセプト」や「返戻」など専門的な用語を連発されると、ついつい焦ってしまうんですよね。。

私は医療事務の経験があったので、まだなんとか落ち着いて対応できましたが、無資格未経験で入った私の同期が、「電話対応がつらい・・」とよく言っていたのを覚えています。。

ある程度人員に余裕のある薬局で、きちんと落ち着いて教えてもらえる環境であれば問題ないですが、事前の予備知識があった方が働き始めの安心感はあると思います。

やる気を伝える武器になる

資格は採用時のポイントにもなると思います。これは私が20代前半で転職活動していた時に周りからよく言われたのですが、職種未経験で職歴も浅い方だと特に、「やる気」や「熱意」が重要なアピール材料になるんですよね。

いざ面接をするとなった時、資格がないよりは「資格の勉強をしてきました!」と言える方が、やる気は伝わりやすいはず。未経験だけど調剤薬局事務として働きたい!という姿勢を見せるためにも効果的なんじゃないかなと思います。

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調剤薬局事務で働いて感じたメリット・デメリット

ここからは実際に私が調剤事務員として働いてみて感じた、この仕事のメリット・デメリットを簡単にまとめていきたいと思います。

メリット①経験さえあれば、どこでもいくつになっても働くことができる

調剤薬局は全国どこにでもあるので、たとえば引越しをして今の薬局を辞めなければならなくなった時も、調剤事務員としての経験さえあればまた就職する時に便利だと思います。

仕事の経験が豊富であれば、年齢を重ねてからでも採用される率は高いでしょう。実際、私の働いていた薬局でも40代以上の調剤事務さんが何人かいらっしゃいました。

メリット②時短勤務のパートや派遣など、働き方が選べる

同じ仕事でも正社員・派遣社員・パートなど色々な働き方が選択できます。例えば朝お子さんをお見送りしてから、帰ってくるまでの短時間だけでも働きたい場合など、パートとして雇われれば可能になります。実際、私の働いていた薬局でも、フルタイムで働いている方もいれば、週3回だけ短時間で働くパートさんもいました。

また、「正社員は難しいけど、パートより稼ぎたい」という方には、派遣社員として働く方法もあります。求人数がパートより限られてしまいますが、契約で働く時間が決まっているので、時間の融通が効きやすいですし、パートで働くより時給が高いことが多いです。私も以前調剤薬局事務の派遣社員として働こうとしていた時期があったのですが、その時見つけた求人は時給が1,300円と、結構高めでした。

自分のライフスタイルや状況に合わせて色々な働き方が選べるのもこの仕事のメリットかなと思います。

メリット③薬についてちょっと詳しくなる。

病院の医療事務でもそうでしたが、仕事をしていくうちに簡単な薬や病気の知識が自然と身についていきます。

薬剤師さんと仲良くなれば、より詳しく教えてもらえることもあるでしょう。日常生活で使えるちょっとした知識が身につくのは嬉しいポイントでした。

デメリット①業務の幅広さに比べ、給与が低め

ここからデメリットです。上にも書きましたが、調剤薬局事務は給与がそこまで高くありません。。業務の幅の広さに比べて、ちょっと少ないのかなぁという印象です。。

それでも、資格を取ったり経験を積んでいけばもう少し上がる可能性はあるんじゃないかなと思います。

デメリット②土曜日が出勤になる可能性がある

病院や薬局って、土曜日も空いているところが多いですよね。パートや派遣社員として働く場合なら曜日を選ぶことも可能だと思いますが、フルタイムの正社員として働く場合は、土曜日がお休みにならないこともあります。

もちろん、土日祝がお休みになるところもあると思いますが、私がこれまで働いてきた医療機関は、どこも土曜日は午前中だけ出勤でした。お子さんやご家族の都合があり、「土日は絶対休みたい!」という方にとってはデメリットになるかなと思います。

デメリット③素早く丁寧に仕事をしないと、クレームにつながる

薬局に来る患者さんは具合は悪く、気持ちが落ち込んでいる方が多いです。そんな状況で長い時間待たされると、中にはイライラしてしまう方もいらっしゃいます。

そんな時に調剤事務員の仕事が遅かったり間違ったりしているとクレームにつながってしまい、薬局全体の信用を落とす危険性もあります。そうならないためには、素早く正確にそれでいて丁寧に仕事をしていく必要があります。

最初のころは難しいかもしれませんが、慣れれば次第にスムーズに動けるようになるので大丈夫です。

どんな人に向いてる?

  • コミュニケーションが好き
  • 誰かのサポートをすることにやりがいを感じる
  • 体力に自信がある
  • 注意深い性格である

こんな方には特に向いていると思います。

「コミュニケーションが好き」と書きましたが、会話が苦手だったり人見知りしてしまう方に向いていないという意味ではありません。もし、「人と話すのが苦手だから、向いてないかも・・」と不安に感じている方がいらっしゃれば、ぜひ下の記事にも目を通してみてください。心の不安が少しでも解消できれば嬉しいです。

>>人見知りでも調剤薬局事務の仕事はできる?接客が苦手な私が実際に働いてみて感じたこと。

調剤薬局事務の仕事は最初は大変かもしれませんが、仕事に慣れて色んなことができるようになれば、たくさんの人に頼られるようになるので、やりがいは確実にある仕事ですよ。

働く前に一回は見学しておくといいかも・・

結局のところ、働く薬局によって給与も働きやすさも様々なので、働いてから後悔しないためにも、働く前に一回は薬局を見学に行くことをおすすめします。

窓口での対応や、薬局全体の雰囲気、調剤事務員さんの表情がイキイキと明るいかなど見るだけでも、何か感じる部分はあるかと思います。

「実際に働いてみようかなぁ」なんて考え中の方に向けて、私が履歴書の志望動機に書いた内容面接で聞かれた質問などを下の記事にまとめていますので、転職活動の参考にしていただければ幸いです。

>>【経験談】医療事務から調剤薬局事務へ転職した時の話。志望動機や面接で聞かれた質問など。

最後に・・

色々と偉そうに書いてみましたが・・私はこの業界から挫折してしまった身です。。

私の働いていた薬局では薬剤師さんと調剤事務さんとの仲があまり良くなく、人間関係のごちゃごちゃに疲れてしまい、早々に転職してしまいました・・( ;∀;)

ちょっとグチっぽい内容で恥ずかしいのですが・・薬局で働いていたときの詳しいお話は下の記事に書いていますので、興味のある方に読んでいただければ嬉しいです。

>>調剤薬局事務でつらかったこと、楽しかったこと。実際に働いてみた経験から具体的に書いてみました。

人間関係で悩むことはありましたが、調剤薬局事務の仕事自体はとても好きだったので、機会があれば入念に見学などして、失敗のないようにしてからもう一度挑戦してみたいなぁと思っています。


小日向もけ

小日向もけ
少しでも参考になれば嬉しいです。最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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