こんにちは、新米主婦の小日向もけです。
先日、初めて「じゃがいものぬか漬け」に挑戦してみたところ、それがすごーくおいしかったので、今回はその作り方をご紹介したいと思います。
濃厚な旨味が中までしみて、ちょっとした箸休めやお酒のおともにもぴったりの一品になりました。ぬか床をお持ちの方、これからぬか漬けに挑戦しようかな?と考え中の方、ぜひやってみてください。
目次
じゃがいものぬか漬けの作り方。
ではでは、早速じゃがいものぬか漬けを作っていきたいと思います。
じゃがいもがぬか床の中で潰れてしまうのを防ぐため、今回私はじゃがいもの中でも崩れにくい「メークイン」を使用しました。
皮ごと漬けたいので、スポンジやたわしを使って土をよーく洗い落とし、芽は取り除きます。じゃがいもは芽に「ソラニン」という毒があるのは有名ですが、収穫してから時間が経ち緑になってしまった皮の部分にも毒があるので、なるべく新鮮なものを使うようにしましょう。
じゃがいもを洗ったら、固めに茹でていきます。私が使ったじゃがいもは少し大きかったので半分に切ってみたのですが、今思うと4等分くらいにした方がよかったですね。ぬか床に入れてから漬かるまで結構時間がかかってしまったので。
茹で方ですが、お鍋にじゃがいもが隠れるくらいまでお水を入れて、そのまま水から茹でていきます。沸騰したら火を弱めて約10分くらいですね。(我が家は11分でぴったりの固さになりました)
じゃがいもに竹串が入ればOK。今回私は茹でましたが、もちろん固めに蒸す方法でも大丈夫です。
茹で上がったらしっかり冷まし、ぬか床に入れていきます。
中に入れたら上からぬかをかぶせて・・
平らにぎゅっとならしておしまい。このまま一日待ちます。
漬け時間の目安は、12時間〜24時間。
漬け時間は夏場で12時間くらい、冬場で24時間くらいが目安です。
我が家は寒い場所にぬか床を置いてしまっていたので、36時間くらい漬けてちょうどよかったです。好みの漬け加減になるまで調整してみてくださいね。
旨味が詰まっておいしい!お酒に合いそうな味です。
一日経ったのでぬか床から出してみます。見た目はあんまり変わってないですね。
切ってみると、こんな感じ。やはり見た目は普通のふかし芋とあまり変わりませんが、食べてみると旨味が強くておいしいです。我が家のぬか床はまだあまり酸っぱくないのでしょっぱさが強かったのですが、発酵がすすんだぬか床で漬ければ爽やかですっきりとした味になるのかなと思います。
さらに12時間漬けてみました。
およそ一日半漬けてみたじゃがいもがこちらです。
見た目はまったく変わりませんが、ぬかの味がよりしっかりしみていました。小さいころ母がよくふかし芋にお味噌をつけて食べさせてくれたのですが、なんとなくその味を思い出します。懐かしい。。
じゃがいものぬか漬けは夫にも評判がよく、「ビールや焼酎に合いそうだなぁ」と嬉しそうに頬張っていました。家族がおいしそうに食べている顔をみると、なんとも幸せな気分になりますね。
焼いてもおいしいです。
じゃがいもをぬか漬けで食べるとどうしても冷たくなってしまうので、あつあつにするべく揚げ焼きしてみました。
ぬかの味がしっかりついているので、味付けは何もせず、少し多めの油で焼くだけ。
香ばしくカリッと焼けば、「ビールちょうだい」と言いたくなるようなおいしさです。
最後に・・
まさかじゃがいもがおいしいぬか漬けになるなんて思いもしませんでした。ぬか漬けは奥が深いですね。
ちょっとした箸休めになるし、お酒のおつまみにもぴったり。カリッと焼けばお子さんのおやつにも喜ばれると思います。
以前の記事で初心者でも簡単にぬか漬けが作れるぬか床キットのレビューもしているので、「ぬか漬けやってみようかな?」なんて方に参考にしていただけたら嬉しいです。
>>【口コミ】初めてのぬか漬けなら「樽の味カンタンぬか床キット」がおすすめ!初心者でも簡単においしいぬか漬けができました。
少しでも参考になれば嬉しいです。ここまで読んでいただき、ありがとうございました。